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たしかにそれは、自分が自分であることを否定される。自分の存在と、自分が人間であるということを否定されたように思えてくるのである。そして事実、それを否定しようと迫ってくるのである。かつての植民地化がそうであり、今日のグローバル化がそうであるようにである。 だからまた、何としても、どんなことをしてでも、自分の子供を飢え死にさせてもそれに抵抗するのである。そして、そうやって自分が自分であり続けるとともに、自分で自分を全うし尽くすのである。 そうして、自分たちのタマシイの世界で永遠に生き続けるのである。今日の北朝鮮がそうであり、かつての大日本帝国がそうであったようにである。そしてそれは、どのようにしても生き残る術はないのである。それは自死と解体だけが約束された世界なのである。 |
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