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2、直感。


ただし、ここで言うところの予測とは、直感的なものであって、本能や衝動、条件反射とでもいったもの、あるいは第六感とでもいった、そうした直感的なものであって、何らかの科学的根拠に基づくものではないのである。

ただ自分自身の、身体的・肉体的で本能的な直感、雰囲気や気分や空気とでもいったものの生理的な気配(けはい)、そうした身体自身の無意識の記憶なのであって、そしてそこから何かを思い出しているのであって、そうした何かしらの言い知れぬ、本能的な直感として感じられているのである。

だからまた、それは理性的でも科学的でもなく、また、特に何か確かな根拠があるというワケでもなく、ただそれが、自分の肉体の中の何か言い知れぬ、本能的な直感や衝動として感じられているのである。あるいは、それが身体内部の障害や不具合、奇妙な違和感や、情緒の不安などとして現れてきているのである。



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