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1、神。


ゴット(Got)とは、欧米で神とか神霊を指す言葉であって、キリスト教では創造主を意味していて、それはそうやって、自分の精神を見ているのである。神という抽象化された存在でもって、自分にとっての世界というのが観念化されているのである。

バラバラでとらえどころのなかった現実の世界といったものが、「神」という見えない象徴でもって関連付けられ、意識され、そして理解されているのである。

そしてこの「見えない世界」というのは、自分自身の精神の世界を意味している。このようにして、自己と現実の世界が区別され、対象化されて、そして自分というのが意識されてくる。



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