index< 日誌 < aj情緒 < 21-34「交感A」


1、交感する記憶。


交感とは、
「行き交い、混じり、やり取りし、互いに感じ合い、心が通じ合うこと」
ではいったい、だれに対して、自分が交わっているのか?

神経は、外の世界と交わっているだけではない。神経は神経に対して、神経自身い対しても交わっている。すなわち、歴史という時間の経過のなかで、変化して行く自分自身を見ているのである。

それは、自分の過去と現在の違いからそれを感じることもあるし、それとは別に自分の身体内部の営みから、自分の遠い祖先の記憶を感じ取ることもあるのである。



履歴へ                   続く。


index< 日誌 < aj情緒 < 21-34「交感A」