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3、自律神経。


情緒というのを、気分や気持ちといったような「受動的」な側面から見ると、それは、意図もしないし、意識もしない、そうした無意識の状態のままで入ってくる。意識する以前の感覚の作用として、どこからでも入ってくるということである。

このような、自分でも意識せず、意図もせず、目的もなく、自覚もなしに直接入ってくる。そうした意識以前の世界である。このような生理や神経の条件反射と、そのリズムのことであって、意識とは独立した自律神経の世界である。

だからまた、理由もワケもなく、ただ何となくそう感じるのであって、なぜそう感じるのか、それを知る方法もなく、ただ、自分自身の身体の感じとして、そう感じているのである。



戻る。                   続く。


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