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情緒には気分や気持ちといった、人間の心理状態の受動的で主観的な側面がある。 1、気分的。 明るい気分、暗い気分、けだるい気分。あるいは気分が良いとか悪いとかといった気分的なものがそうである。このような身体の生理的状態の意識への反映と思われる、微弱だが持続的なものがある一方、あるいはまた、漠然とした自分でもワケのわからない快・不快な感じや、そしてまた、激しい欲情や嫌悪感といったものもある。 2、身体的。 あるいはまた、躍り上がって喜ぶとか、涙を流して悲しむといった、身体的表出を伴う激しい情動、ある種の欲望に似た強く持続的な情熱もある。 3、意思的。 そしてさらに、宗教的感情のような、ある種の価値への畏敬の感情にいたるまで、多様な感情が入り混じり錯綜し、重層的かつ横断している。 |
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