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感情は表出的である。感情はそれ自身が、自分の外に出さなければ解消されないのである。自分の精神が絶えられないのである。それは解消されることによって、本来の日常の自分へと戻って行くことができるのである。 自分の中の情緒といったものが感情にまで達すると、それはもはや自分の中だけで解消できなくなるのである。沈めてバラバラにして、飽和して忘れてしまうということが出来なくなるのである。また、だからそれが感情なのである。 なぜなら、それは相手との関係であって、相手と自分との関係の中で解決されるべきものだからである。だからそれが、自分と外の世界との接点であり、自分が外の現実へ出ようとしている徴候であり、自分自身の外の世界への表現なのである。 |
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