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それは現実的であり、意図的である。積極的に何かに目覚めようとしている状態なのである。それには、目覚めと眠り、昼と夜、光と影、叫びと沈黙、祈りと放心、明るさと暗さ、昇りと下りなどの不規則な連続なのである。そうしてそれは、どこかで自分の殻(から)を突き破ろうとしているのである。 だからまたそれは、意識されざる無意識の潜在的で、沈んで隠れた情緒の世界ではないのである。 感情とは、情緒の世界のような、意識されざる影のよなものではなく、その影に日が差してあらわになった状態である。いままで自分でもよく分からなかったものが明白になって、嫌が上にも行動へと駆り立てるのである。 |
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