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自律神経の障害。


@ 血管及び神経系。
A 精神。
B 知覚。
C 身体運動。


@  血管および神経系。
ほてり、のぼせ(ホットフラッシュ)、発汗、冷え、動悸、息切れ、すくみ、顔面の紅潮、寒い又は熱いと自分だけが感じる、夜中に目が覚めて眠れなくなる、眠りが浅い、血圧の不安的・変動など。

A  精神神経系。
頭痛、めまい、不眠、不安感、イライラ、憂欝、うつ状態、耳鳴り、立ちくらみ、無気力感、精神不安定、寂しくなる、記憶力や判断力が鈍るなど。

B  知覚。
ヒフ・手足のシビレ、掻痒感、味覚や臭覚の異常、蟻走感(肌の上を虫が這う感じ)、知覚鈍麻(感覚が鈍い)、知覚過敏、視力低下など。

C  身体運動器官。
腰痛、肩こり、背部の緊張感(頚から背中へかけて張っている感じ)、関節痛、筋肉痛、疲れやすいなど。

D  その他。
・ 消化器系の障害。食欲不振、吐き気、便秘、下痢、ノドの渇き、口臭、胃もたれ、胸やけなど。
・ 泌尿器系の障害。頻尿、残尿感、排尿痛、血尿、尿失禁、(注:これらは、尿や膀胱にはまったく異常所見がない。)
・ 生殖系の障害。月経異常、膣乾燥間、性交痛、性欲減退、外陰部掻痒感。
・皮膚系の障害。皮膚の乾燥、かゆみ、シワ、くすみ。

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神経系は中枢神経と末梢神経に区分される。

中枢神経系は、脳と延髄に区分される。

末梢神経は、自律神経系と体性神経系に区分される。
自律神経は、交感神経と副交感神経に区分される。
体性神経は、運動神経と知覚神経に区分される。



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