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4、憑依(ひょうい)。


それは、僕自身の内的な無意識の世界なのであって、自分自身のもっとも根源的な情緒の世界を映し出しているのである。不安や喜び、恐れやおののき、悲しみ・・・。それに人生の楽しみや生きがい、良心といったものを映し出しているのである。

はかなく痛々しい、壊れやすい、そうしたウサギという現実のすがたを借りて、それに憑(と)りつき、乗り移って、精神の世界が現実の世界に現れ出てきているのである。



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