index< 日誌 < asWeb < 21-92筋肉の繊維の並び方。


筋肉の繊維の並び方。


血管・気管・腸管などの円柱状または環状の構造で、@ 筋繊維の走る方向が、円柱や管のまわりを輪を描くような向きになっている筋繊維を「輪状筋」という。そしてこの輪状筋(または輪走筋)とは交差する管方向の筋繊維を従走筋という。

このような管が身体の外へとつながっている場合、たとえば気管や腸管の端部は括約筋となる。血管の場合は端部が毛細血管となっており括約筋はない?*しかし、括約筋と輪状筋は厳密に区別できないのではないか)。この輪状筋によって、血流の速度を調整している。また、瞳孔の場合は散大筋と括約筋によってその絞りが調整される(この場合、括約筋と輪状筋の違いがわからない)。

また、それがうまくいかない場合は、貧血や顔面蒼白、赤面となる。すなわち、これらの筋肉は不随意筋であって、自らの意志と身体のその反応が一致しない、といったことが起こるのである。このような身体内部の不具合や障害といったものが、身体表面のチグハグで意味不明な表情や仕草や言葉となって現れる。



                     履歴へ


index< 日誌 < asWeb < 21-92筋肉の繊維の並び方。