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しかしまた、「進化」という考え方にも強い違和感を覚えるのである。それは、世の中には善と悪があって、あるいは、望まれるものとそうでないものがあって、その上で話しを進めている。あらかじめ、それを想定しているような、そんな考え方だからである。 それは、あらかじめ何か主観的な願望みたいなものを前提にしていて、それを暗黙の内に認めた上で論理を進めているのである。だから、どうしても違和感というか、不可解で割り切れないものを感じてしまうのである。 そんなものが、はたしてホントにあるのだろうか。善悪という考え方自体が、あらかじめ仕組まれていて、それが前提とされている思考パターンではないか、ということである。はたしてホントに「進化」などということがあるのだろうか。 そんなものは誰にも分からないし、知ることも出来ない願望ではないか。いわば信仰であり、祈りみたいなものだ。しかしまた、何らかの信仰なしに人間は生きて行けない。人間には「信じるもの」がどうしても必要なのである。 |
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