index< 日誌 < z自意識 < 22-06「続、真似(マネ)る」 |
マネることによって、自分を今までとは何か別の者のように見せてくれるし、また、そう思わせてもくれる。いままでの自分になかたったもの、気づかなかたったもの、、知らなかったものを、それを他人をマネることによって、自分もそうだと思わせてくれるのである。 あるいは、今の自分から離れて、新たな違う自分を垣間見せてくれるのである。それはステータス(社会的地位)の象徴でり、自尊心なのである。自分が自分であろうとしている。そしてまた、これが自分が生きて行く上での活力となっているのである。 このようにして自分は、自分自身に対する新たな表現手段を獲得したのである。自分の新たな姿カタチを見つけることが出来たのである。あるいは、新たな表現手段を得て、それに憑りつき乗り移ったのである。そしてこれが自分であると信じているのである。または、そのように思い込もうとしているのである。 かりそめでも、ウソでも、まやかしでも、そんなことはどうでも良いのである。その時その場面だけでよいのである。マボロシでも夢でもよいのである。それで自分が自分を信じることが出来ればそれでよいのである。 |
index< 日誌 < z自意識 < 22-06「続、真似(マネ)る」