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7、グレア glar


光の干渉。  

グレアglar

グレアglar


・ 光の干渉。
複数の光源からの異なる波が重なって、新しい波形になること。
波の山と山、谷と谷が重なると強い振幅になり、山と谷が重なるとなみは互いに打ち消されて弱くなる。

・ まぶしさ グレアglar
強い光に目がくらむこと。光学的には時間的・空間的に不適切な輝度(明暗)分布、およびその範囲、そして対比などによって、視覚不快感、あるいは物を知覚する能力の低下が見られる。このような視覚の性質をいう。

/ 不快感を生じるまぶしさを、深いグレア。
/ 物の見え方が低下するまぶしさを、減能グレア。
/ 著しい減能グレアのままで、まったく物が見えなくなる状態を、眩惑グレア。

・ 不快グレアは、光源の輝度が高いほど、光源の見かけの大きさが大きいほど、光源と視線のなす角度が小さい程、背景輝度が小さいほど強くなり、疲労の原因ともなる。

・ フレアflare
太陽光などの強い光源にレンズを向けたときに、レンズ面や鏡胴内部で光が乱反射して発生する、光のカブリ現象。色と明暗の諧調が制約され、画像の一部または全体が白っぽく、シャープさを欠いた画像になる。


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