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それは例えば、音や光や熱にたとえることが出来る。音は聴覚であり、光は視覚であり、熱は触覚である。そしてこれを純粋に物理的な現象としてとらえると、音は音波であり、光と熱は電磁波のことである。 そして、これら自体はエネルギーのことであって、従ってまた、それが直接に自分の体内に入ってくることがないのである。それは伝わってくるのであって、それが自分の中に入ることがないのに、それでも何かが感じられてくるのである。 見る、聞くといったことは、このことなのであって、人間は外からの刺激を、自分の中の振幅のリズムとして感じ取っていて、それを自分の中で音や熱や光として感じ取っているのである。 |
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