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姿(すがた)は変わっても、カタチは変わらない。時や場所。事情や目的を問わない。いつでも、どこでも、どんな場合でも同一である。カタチとは境界線のことである。輪郭であり骨格のことである。 もちろん、カタチは時間の経過と共に変化してゆくのであるが、しかしこの変化そのものは、このようなカタチの延長線上にあるもので、境界そのものは継続されたままなのである。 そしてまた、この継続されたところでカタチというのが成り立っていて、そして変化してゆくのである。そしてまた、この継続が途切れたところにカタチは成り立たないのである。従って、もしもこの継続が途切れたところでカタチが成り立つとすれば、それはもはや、当初のものとは別のものなのである。 |
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