index< 日誌 <ai原理 < 23-100「必然性」p17

1、観念の世界。


馴れと習性、クセ、表情や仕草といったもの。こうしたことは習慣とでも言ったもので、無意識の内に繰り返される肉体の、生理の働きといったものが、そのカタチとして、それがリズムとなってパターン化し型式化されたものである。

目に見える現実の世界といったものが、物的な空間の世界であるとすると、これまで述べてきた習慣や無意識の世界といったものは、時間的な観念の世界であると言える。

物的空間というのが自分の外の世界、特に意識の外の世界であるのに対して、時間的な観念の世界というのは、自分の中の意識の世界である。たとえ自分では意識されることのない、無意識の世界であったとしても、やはりそうなのである。

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2019-0113-0120