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これは「自分たち」という自意識の世界を支配している、無意識の潜在意識の世界である。そしてこれを土台にして、それに基づいて文化や法律といったものが解釈されてきたのである。 そのようにしかならない、というのはこのことなのである。何もかもがすべて、このような自分たちという自意識に基づいて解釈され、解決されるのである。そしてこれが「自分たち」の現実なのであって、ここから出て行くということがないのである。そうするしかないように出来ているということである。 出ても行き先が無いし、生きて行くことも出来ないように出来ているということである。これが、ここで生きている者にとっての現実なのであり、そしてこの現実を離れて生きて行けないように、自分というのがあらかじめ出来ているということである。 教育とシツケ、それに人間関係というのが、そのように仕組まれているということである。だからまた、これが常識であり、シキタリやタブーとして、そして無言の絶対的な強制力として人間を支配し続けているのである。 |
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2019-0113-0120