| index＜ 日誌 ＜ z自意識 ＜ 23-12「しるし」p5 |
| ケンカで必ず勝つには、自分より強そうな人間と戦わないことだ。弱い、何か弱みを持った人間とだけ戦えば、必ず勝てる。同じことだが、タチの悪さ、卑劣さ、下品さで争うとたいてい勝てる。だれもそんなアホを相手にしたくないからだ。自分も、出来ることなら、そんなアホと同列になりたくないのである。 もっと言えば、野蛮で残酷、暴力的であればあるほどそうである。そんなことは、どんなアホでも出来るし、むしろアホほど得意とする分野だからである。そうして世の中の全体が、たいていそのようにして成り立っている。 |
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