| index＜ 日誌 ＜ z自意識 ＜ 23-13「何でもする」p4 |
| 自意識の中に、「自分はどうなのか」という意識が、もともと存在しないのである。だから、自分の考えも、信条も、意志もないのである。ただ、まわりに合わせて「上の者」に従うフリをしているだけなのである。 自意識の中に自分というのが存在しないために、「自分たち」という集団の中で生きざるを得ず、そして同時にそれを裏切っているのである。 そうした関係の「自分たち」という世界を生きているのである。そうである以上、どこまで行っても自分というのは見つからない。また、だからこそ、他人が見ていなければ、どんなことも出来るのである。 |
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