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共に感じ合うのを「交感」だとすれば、どうしてこんなことが可能になるのか? 自分と、自分の外の世界との間で何かが行き交い、交流し、そしてそれが触れて感じて響き合っているのである。なぜ、そんなことが出来るのか。 一つは、自分の中で過去の無意識の記憶が呼び覚まされているのである。意識や自覚にまで達することのない、無意識の感覚の、肉体自身の中の潜在的な記憶が、肉体自身の感じ方として、それを感じ取っているのである。 あるいは、肉体自身の反射作用の際限のない繰り返しの結果として、肉体自身が身につけてきたものなのである。肉体の自らが、その日々の営みとして、そしてそれが自分自身の生き方として、獲得されてきたものなのである。 |
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