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それは様々な要素の組み合わせであって、そしてその時間的な順序やリズムといったものが、それだけで一つの感じ方のパターンを作り上げているのである。意識や思考、そして感情以前の、感覚それ自体の情緒の世界を作り上げているのである。 それは、外からの様々な刺激が反復継続されてきたところの、数千数万年に及ぶ肉体の営みが作り出した、自分自身の感覚の感じ方なのである。そうした自己の肉体の刺激や感じ方の、継続的な作用といったものが、それだけで一つの完結した情緒の世界を作り出しているのである。 そして、これが「システム」であって、自分と、その外の世界との間に境界線を持った、完結した世界なのである。つまり、それだけで自律した原理と必然性持ったシステムなのである。 |
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