index< 日誌 < av表情 < 23-29「笑いの表情②」p9 |
自然な笑いというのは、自分自身の内的なもので、相手を気にしたり、相手の目を見たりしない。それは自分の中の情緒的なものだからである。 ただ「ほほ笑み」の場合は、相手を見つめることがよくある。それが自分自身の内的なものであっても、相手との関係を自分でも意識しつつほほ笑んでいる。また、それを意識するから嬉しくなって、ほほ笑むのである。 また、せせら笑いや冷笑、あざ笑い、失笑の場合もそうである。これらは「笑っている」というのを自分でも少なからず意識しているし、あるいは、意識せざるを得ないし、意識しなければならない場合である。 そして、このような自分の笑いの表情といったものを自分で意識しつつ、それを相手とのコミュニケーションと意思伝達の手段として利用しようとするのである。自分の表情というものを自分でも意識しつつ行う場合、こうしたことが起こってくる。 |
index< 日誌 < av表情 < 23-29「笑いの表情②」p9