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それでは、これらすべての、意識や観念の根底にある無意識の世界とは一体何か? それは一つは、自分自身の肉体のカタチがそうなのであり、その身体の構造と仕組みがそうなのである。 もう一つは、この肉体のカタチが持つ歴史的、社会的、遺伝的、文化的特質がそうなのである。そのようにしかなれず、そのようにしか存在し得ず、そのようにしてしか生きて行けない、という意味でそうなのである。 いかなる肉体のカタチといえども、現実の世界の中でこそ生きて営まれるのであって、このような自分を取り巻く現実のすがたこそが、自分にとっての歴史的現実なのである。そしてこれがその時代の特質と特徴となっている。そして、すなわちこれが、自分にとっての現実なのである。 |
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