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6、存在。


その一つは、自分の肉体。肉体とは種の歴史の結果であり、それが蓄積して固まったものなのである。そしてもう一つは、自分を取り巻く歴史的・地理的空間ということである。そして、このような条件の下においてのみ、人間は生きてきたし、存在し得るし、生きて行けるのである。

そしてこれが根源であり、前提なのである。そしてまた言い換えると、これが人間存在の背景や下地、生地、キャンバスなのであり、人間存在の舞台となっているのである。そしてこのような現実から離れたところに、人間という概念は成り立たないし、存在もしないということなのである。

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