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3、筋肉が骨と繋がっていない。


上唇がほんの少し目立たないくらいに引き上げられる。これは目の下のマブタの収縮にも連動している(下マブタと上唇が同じ筋肉で繋がっている。)。また、気のゆるみからアゴが垂(た)れる。だからまた、上下の唇(くちびる)は、半月を横に寝かしたようなカタチ((´?`)になる。また、目尻も下がる。

そして上の前歯がほんの少し見える。そして上下の歯の間から微かに呼吸する息が漏れ出ている。そしてこの横方向にひかれたクチのカタチにそって、鼻唇溝が斜めにできる。

それは自分でもリラックスした無意識の状態である。だから筋肉がゆるみ広がり垂れてくる。そして緩んだ鼻やクチから空気が漏れてきて、呼吸や喘(あえ)ぎ声がでてきたりする。

通常、身体の筋肉の片側は骨格につながっている。しかし、顔表面の表情筋の場合は、両側が骨格につながっていない場合が多い。そしてこれが顔表面の筋肉同士をつないで、顔表面に特有の表情というのを作り出している。

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