| index＜ 日誌 ＜ av表情 ＜ 23-31「笑いの表情④筋肉同士が繋がっている。」p4 |
| 笑いが大きければ、それは顔だけでなく身体全体でもって表現される。顔表面だけでは、それは耐えられない衝撃だからである。身体内部からの強い要請は、全身でもって答えることによって、すみずみにまで行き渡り飽和され、消失される。 そして、これがそのまま、顔の表情や身体のポーズとして表現される。何もそうしようと望んだのではなく、身体内部の営みの生理がそれを強要しているのである。 そして、そうすることによって緊張が一気にほぐれる。身体が開かれ、広がり、緩んでくる。両手を外に向けてのけぞるか、苦しさのあまり、腹を抱えて笑ったりするのである。そうやって、身体全体の緊張と集中を全身で飽和し解消しようとしているのである。またそうして、普段の日常へと戻って行くことが出来るのである。 |