index< 日誌 < l見えないもの < 23-35「見えない世界1タマシイ」p8


1、前兆。


心理や精神状態、それに情緒のあり様といったもの。そうした動きや出来事といったものは、種々様々な原因や理由によって引き起こされる。そしてこれが現実の営みといったものである。

それは目に見えるカタチで現れてくる。また、現れて来なければ何のことかわからない。しかしまた、何のことかわからないということ自体が、それ以前に何かを感じ取っているのである。そしてそれが何のことか分からないと言っているのである。

つまり、この分からないというのを何かしらの方法で表現しようとしているのである。そしてもしも、このような表現されたカタチというのがなければ、それに気づくこともなく、知ることもないのである。そうやって、いつまでもワケのわからないことに苛(さいな)まれ続けるのである。

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