index< 日誌 < l見えないもの < 23-35「見えない世界1タマシイ」p8 |
それはホロスコープの中のカケラの色と形(かたち)が、常に限られた同じものでありながら、それを全体として見ると、まったく別のもののように見えてくるのと同じである。 要するに、これら模様の無限のパターンの間に判然とした相違を指摘出来ないのである。この場合、この素になっているカケラと、それを全体として見た場合の模様とは全く別のものなのである。 要素としてのカケラと、それが作り出したパターンとしての模様とは全く別のものなのである。だから本来同じものであるはずのものが、まったく別のものとして見えてもくるのである。そしてそれが様々にすがたカタチを変えて行くのである。まるでマボロシや幻覚のように。 |