index< 日誌 < l見えないもの < 23-38「見えない世界4アイデンティティー」p7


1、人間のタイプ。


それは、自分の都合が悪くなったときに、人知れず反社会的な組織、暴力団やヤッチャンに助けを求める、そうしたタイプの人間なのである。表面上の公(おおやけ)の生活では人間のフリをして生きているのであるが、裏の、他人が見ていないところでは、どんなことでも平気でやれる人間のことである。

しかし、これは何も、変わっているとか例外だというのではなくて、ほとんどすべての圧倒的な大多数の人間がそうなのである。ただそれが組織暴力や私的民兵から、警察や法律に入れ替わったということなのである。

要するに誰だって、自分の都合が悪くなれば、法律や理性を持ち出すけれども、そうしたことの中身がヤクザや暴力団と同じだということである。要するに、何もかもが自分の都合に合わせて解釈されるのであって、その限りで理性や法律が利用されるのである。

履歴へ                続く。

index< 日誌 < l見えないもの < 23-38「見えない世界4アイデンティティー」p7