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1、表情筋。


顔のシワ(皺)自体は、顔表面の筋肉の動きであって、この顔の筋肉は他の運動筋と異なり、筋肉の片側または両側が骨格とつながっていない。人間の顔の骨には関節がないからである(アゴだけは別) 。

だから筋肉を通して骨を動かすことが出来ず、また、そもそもその必要がない。という訳で、この顔表面の筋肉は、顔表面の人体にとっての重要な感覚器官である、クチや耳や鼻や、目といった部分を支えて保護したり、方向をづけて集中させるといった役割を担っている。

目を見張り、耳を澄ますといった場合に、その周りの表情筋が重要な役割をはたすのである。感情や心の乱れを抑えて何か一点に神経を集中させる場合がそうである。

あるいは感情が高ぶり、呼吸が乱れ、心臓がドキドキするときの目や鼻、クチの周りの表情筋が作り出す、そうした顔の表情もまた、そうなのである。また、争そうときの目つきや、目の色がそうなのである。

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