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3、危機の予感。


言い換えると、それらの間に時間的なズレと、順序のズレといたものがある、ということである。それを私たちは感じることが出来るし、そしてまた、そうした自分自身の肉体内部の働きといったものを、自分でも知ることが出来るのである。

時間的なズレに伴う順序と序列の変動が、変異と混乱をもたらしている。当惑し、ためらい、自分でもどうしたらよいのか分からず、困惑しているのである。しかしまた、こうしたことが新たな自分を発見するキッカケにもなっているのである。

たとえば、ノドの渇きと胃腸のむかつき、体表面の冷汗と体調の変化、鳥肌が立ったり、あるいはまた、言い知れぬ予感と危機の気配い。そうしたことが目舞いや息切れ、心臓の圧迫などとして感じられてくるのである。

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