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2、内部の兆候。


しかしまた、それらが全体として、同じ目的と動機の下に動いている。見て聞いて触れるといった感覚器官や神経組織もそうだし、身体内部の様々につながり相互に連鎖する筋肉や骨格の動きもそうである。あるいは腺のホルモン分泌や、それがもたらす生理作用もまた、そうなのである。

このような意識と無意識、随意と不随意との間を、人間の精神と肉体が行ったり来たりしているのである。そうした無意識と無自覚の世界を人間は生きていて、そしてまた、それに支配されているのである。

そして、そうした営みや働きといったものが、様々な器官や組織、筋肉や神経、ホルモン分泌の作用といった様々な作用が連携して営まれているのである。

戻る。                続く。

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