index< 日誌 < av表情< 23-48情緒の世界1「祖先の記憶」p5 |
それは自分が作り出した表情だと言えるのかも知れないが、それ以上に、このような自分を作り出した、自分自身の肉体の世界を見ているのである。そうして、この肉体とそのカタチや営みを作り出した、祖先のタマシイの世界を見ているのである。 それは、無意識の表情や仕草の中に、その肉体の生理や神経の営みの世界を見ている。もしくは、それが肉体表面に現れ出てきたカタチを見ているのである。 そうした意味で私たちは、今は失われた祖先の記憶の世界を生きている。そしてまた、これが私たちの肉体のカタチなのであり、意識されざる無意識の世界で、私たちを突き動かし支配している「情緒」の世界なのである。 |