index< 日誌 < av表情< 23-50情緒の世界3「快と不快」p2



1、誤解。


「快」または「不快」。あるいはその欲求、または心理状態。現実の出来事の原因や理由、またその時間的な経過といったものが、それぞれまったく別のもであっても、また、そこから出てくる行動や表情もまったく別のものであっても、それらの内的な心理状態といったものが、ある意味で大して違いがない場合がある。

その理由や原因がどうあれ、身体の中では、それらはたいてい「快と不快」の中に区分されるからである。そうした感情以前の、情緒としての状態が「快」または「不快」という状態なのである。

しかしこのような違和感は、ただ言葉の上での誤解に過ぎない。それは思考で考えるからそう思えるのであって、これを身体の生理作用から見ると、それはまたまったく別のものなのである。私たちは、ただそれに、理由をつけて自分たちの都合に合わせてで解釈しているのである。

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