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8、肉体のカタチ。


そして、そうしたことのすべてが、私たち人間の生理的情緒の営みの中から来ているのである。言い換えると、不随意・無意識の、自分でもどうにもならない、自分自身の現実のすがたがそうなのである。

数千数万年に渡るその営みの結果が、現実の私たち人間を規定し支配してるのである。生き方や感覚がそうであるし、それ以前の肉体のカタチとその機能がそうなのである。

しかしまた、そうだとすれば、自分の知らないところで、自分が知らず、自分とは無関係に自分の肉体の中で神経が反応し、生理が作用しているのである。そして自分の意志とは関わりのないところで、それが身体表面の仕草や表情として現れているのである。

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