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現実を生きて行くというのは、こういうことなのである。これが自分にとっての現実なのであり、自分の居場所であり、理由であり、また心の拠り所になっているのである。 たとえば黒色が必要であれば、白でも黒く見えてくるし、また、見えなければならないのである。少ないのが都合悪ければ、大きく見せなければならないし、実際、自分には大きく見えてくる。大きいということだけがどうしても印象に残っていて、自分の記憶にもずっと残り続けるのである。 恐ろしければ恐ろしいことだけが、楽しければ楽しいことだけが、どこまでもずっとそれだけが記憶に残り続けるのである。あたかも他のすべてを無視して、自分にとって都合の良い必要なものだけが、強く、異常に印象に残り続けるのである。 |
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