index< 日誌 < av表情< 23-66「とがりクチ(尖口)」p7



1、とがりグチ。


とがりグチ: クチを尖(とが)らせて、唇(くちびる) を前に突き出すこと。

これは怒ったときや、言いだしにくい不平や、抗議の意志を、このとがったクチビルで表す「不満」の表情である。

しかしこれは、動物が攻撃や食料確保のために、相手を咬(か)むときの直前の動作でもあって、たとえば、魚でも恐竜でも肉食動物はすべて、クチの歯とそれを支えるアゴが前に突き出ている。そうした骨格構造をしている。

だからこの「とがりグチ」というのは、数億年前から続くそうした肉食獣の骨格構造から作り出された、怒りや攻撃のその仕草の名残りなのである。

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