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1、連鎖。


習慣とは、歴史的に形成されてきたもの。または、それが蓄積されてきたことの結果として成り立っている。すなわち、生理や神経の反射作用、およびそれが身体表面にあらわれた習性や行動のパターンの特性や、特徴の傾向を意味している。

これに反して、連鎖する無意識の偶然の動作というのがあって、ある行為、あるいは身振りや表情において、それとは直接の関連がないにも関わらず、間接的または偶然に、それに随伴し、あるいは連鎖して引き起こされる他の様々な身体内部での働きや、身体表面での表情や身振りなどがある。

これらは本来、当初の意図や目的とは何の関係もないにも関わらず、それら同士が体内や身体表面で、様々な偶然が連鎖する相互作用をくり返していて、そして、そうしたことの果てしのない繰り返しが、最適化されていって、馴れとなって、習性や習慣となったのである。

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