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2、意識される肉体。


たとえ、現実に何もしていないときでも、何か考えごとをしているとか、そうした意識の世界で、やはり何かに集中しているのである。自分の中で何かに苦しんでいるときとか、悩んでいる場合がそうなのである。

そしてこれが「集中する」という、顔の表情に現れているのである。顔面の筋肉や血行の働き、目の色や視線にそれが現れている。人間が何かに集中するとき、それは頭の中だけでするのではなく、自分の身体全体の生理や情緒を通して集中しているのである。

まただからこそ、それが自分にも意識されてくるのである。またそれは、肉体内部の生理としてだけでなく、その反映としての自分自身の身体の動きや姿勢にも表れている。そして、これが表情なのである。


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