index< 日誌 < av表情< 23-72集中する筋肉の方向4「怒りと笑い」p10


1、集中のカタチ。


意識する自分自身の神経の集中とその緊張が、身体全体、特に顔の表面筋肉の様々なシワの方向や、その深さカタチに現れている。それらがバラバラでありながらも、複合的に連鎖する全体として、顔の表面に現れているのである。

たとえば、怒るとき、争(あらそ)うとき、あるいは相手に対して憎しみを表すとき、などがそうである。特に視線方向とその焦点に、それが明確に表れている。そしてこの目を中心に、そこから様々に雑多なシワが放射状に広がっている。

そしてむしろこの目を中心にして、これを支持し支えるために、様々雑多な筋肉のシワが据えられている。整えられ、方向づけられ、置き替えられていいる。また、これに伴い顔色や目つき、顔表面の血管の色やその筋が見えている。そしてこれが表情なのである。


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