index< 日誌 < av表情< 23-72集中する筋肉の方向4「怒りと笑い」p10


2、集中の方向。


また、その血管や呼吸するクチや鼻の動き、さらにまた、その骨格の動きや姿勢、ポーズといったものがそうなのである。そしてまた、すべてのそうした身体表面の動きといったものが「表情」なのである。それは自己の精神が肉体表面に現れたカタチなのである。

だから人間は相手を見て、それをよく知ろうとするとき、相手の目を覗き込むように凝視するのである。

相手の目の中のその方向や焦点、そしてその輝きと色の中に、相手が望むもの、嫌がるもの、しようとしているもの、またさらにどういう訳で、何のために、何をしようとしているのか、といったことも見えてくるし、知られてもくるのである。


戻る。                続く。

index< 日誌 < av表情< 23-72集中する筋肉の方向4「怒りと笑い」p10