| index＜ 日誌 ＜av表情 e神々 at自己意識＜23-73集中する筋肉の方向5「神々」p13 |
| アイデンティティーというのが自己の同一性であるというならば、このような顔の表情というのは、自己は同一ではないということを、暗に示唆している。自己というのが同一ではないから、自己が同一であろうとしているのである。 壊れそうな自分というのがどこかで自覚されているのである。自分が見失われ、忘れられ、自分が自分で無くなろうとしているのである。だからそれが自分に意識されてくるのである。 なぜならそれは、自己の無意識の世界でもあって、自分でもどうにもならない肉体の営みの世界だからである。しかしまた、だからこそそれが、自分に意識されてくるのである。 |
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