| index＜ 日誌 ＜av表情 e神々 at自己意識＜23-73集中する筋肉の方向5「神々」p13 |
| なぜなら、このような対立する自己の精神の矛盾こそが、自分にしかない、自分だけの、自分が自分であることの証明になっているからである。そして、これこそが自分にとって何よりも大切な、自分の中で自分を意識する自意識、すなわち「自己意識」なのである。 もしかすると、このような意識が古代のフェティシズム(呪物崇拝)やアニミズム(霊魂)の信仰に結び付いたのかも知れない。 しかし、このような呪物崇拝や霊魂といったものも、元をさかのぼれば、人間自身の自意識の現れであって、人間が自分で自分を意識し始めたのである。まるで他人のように自分に接しているのである。 |
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