| index＜ 日誌 ＜av表情 e神々 at自己意識＜23-73集中する筋肉の方向5「神々」p13 |
| そしてまた、私たち人間は、このような自分自身の肉体の中に、その生理や神経の作用の混沌としたカオスの世界の中に、自分たちの過去や未来の世界を見ているのである。 それは感じることが出来るし、感じられなければならないし、またそれを予感し、予測することができるものなのである。。そして、それが何らかの印象や象徴の世界の中で、暗示された姿(すがた)として意識されてくるのである。 見える現実の世界というのが、このような暗示と象徴の世界のように見えてくるし、またそれが抽象化された記号やサインとしても感じられてもくる。しかしまた、だからこそ現実の世界というのが、私たち人間に意識されているのである。外の現実というのが、自分の頭の中で観念化されたのである。 もしもそうでなかったなら、このような現実の世界というのは、人間にとって何らかかわりのないものであり続けたであろうし、そしてまたそれが、観念の世界で意識されることもなかったのである。 |
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