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「いがみ」は、目の下マブタの見下すような視線、犬歯の露出、上唇の引上げ、鼻の頂部稜線の縦シワに見ることが出来る。それに凝視、怒り、憎しみ、苦痛、苦悩などの表情・・・。これらはみな顔の外側の周囲から、眉間の方向へつながっている。(収束) あるいは反対に、喜んだり、笑ったり、嬉しいことがあったりすると、顔の内側の中心(眉間)から外に向かって、顔表面の筋肉と神経が緩(ゆる)み解(ほぐ)れて開放される。展開し解き放たれる。そして飽和され消失して行く。顔表面の神経とその動きといったものが、顔の中心から外に向かって拡がって行き、そして消失して行く。 あるいは、これらとは別の表情。悲しみや泣くときの表情は、上記の集中と分散が入り混じった困惑した表情となっている。これは危機が迫っているにも関わらず、自分でもどうしたらよいのか分からず、あるいはどうにもならずに放心した状態である。集中の必要と、そしてそれをあきらめて分散した、そうした収束と分散が入り混じり困惑し、どうにもならずに、自分で自分を統御できずにパニクった表情である。 |
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