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2、指向する。


バラバラなとりとめのない重なりが錯綜し、それぞれが別々のもののように見えながらも、それがどこかで繋(つな)がっているのである。そして、そうしたことのすべてが、一つの中心を指向していて、それへとまとめられ、そしてそれが全体として統合された一つの方向を示しているのである。

このようにして意志や思考といったものが成り立っている。それは仕方のないことであって、これが人間としての歴史であり、進化という概念だからである。そしてそれなくして、人間が自分を意識することがないのである。

そしてこの統合された象徴、その感覚的な印象の目に見える中心が、顔の中心の眉と眉の間のに見えてくるのである。


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