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8、集約。


しかし実際には、眉間よりも圧倒的に両目の方が記憶に残っている。ただ両目を見ているから、眉間がどうしても視野に入ってくるのである。それに眉間には変化というのが、あまりに乏しい。

あるのは眉間のシワのカタチだけであり、目のような色の変化も視線も輝きの変化もない。しかしそれでも、ただ顔全体の表情の筋肉の動きといったものが、この眉間に集約されていて、現れているということなのである。

そうした訳で、感情表現としての顔の表情といったものは、やはり、眉と眉の間の眉間に集約されていて、そこからカタチと模様の、総じて顔の表情といったものが広がって行っている。そしてそれは自分自身の、身体内部の神経と生理の営みのリズムが、もともとそうなのである。


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