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1、パーツの集合体。


人体の動きについては、相異なる様々な筋肉が共に連携して作用する。しかしそれは、その場限りであって、その動作の終了と共に、それぞれがまた元のポジションに戻る。

そうやって様々な動作のたびごとに、様々に異なる筋肉や神経の組み合わせでもって、様々な動作や表情といったものをこなしている。ほとんど無限に近い様々に異なる表情や仕草といったものを作り出している。

表情や仕草、そして総じて人間の動きや動作そのものが、このような種々様々相異なるパーツ(部分・部位)の集合体の全体として成り立っている。

そうした本来バラバラで無関係に見える各部分が、何かのきっかけで、どこかで関連し合い、そしてそれらが統べられて一つの全体を成しているのである。そしてそれを通して、様々な行為や動きをこなしているのである。そしてこれが、一つの自律した全体を構成しているのである。


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