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4、情緒の世界。


そしてこれこそが、自分自身の固有の情緒の世界なのである。雰囲気や気分、気持ちといったものなのである。何かハッキリした理由や原因がある訳でもないのに、嬉(うれ)しくなったり、寂(さみ)しくなったり、あるいは訳もなく恐れたり、慄(おのの)いたり、不安になったりするのもそうである。

それらは自分の意志や感情とは別の情緒の世界なのである。そして実は、これが自分の意識や思考といったものを作り出しているのである。感情や意志や、自分たちが信じるものといったものを生み出して、それに根拠を与えているのである。

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